イントロダクション

 

 夜9時から11時の2時間だけオープンする奇妙なコンビニ!?。 そこでは「夢がかなう」様々な商品を売っていた。買ったのは、今の自分をどうにかしたいと願う3人の女性<OL、女子大生、女優の卵>。しかし、彼女たちに訪れるのは「夢」とは少しズレた「悪夢」ともいえる意外な結末だった・・・。

 主演にはグラビア出身で映画へとその活動を広げている堀田ゆい夏、ドラマや映画・バラエティーなどで活躍する谷桃子、ミス週刊プレイボーイ準グランプリの百瀬実咲。
コンビニの店長にはCMやドラマなどバイプレーヤーとしての活躍が著しい三島ゆたかが出演。他に、木村啓介、鈴木卓爾、上吉原陽、奏谷ひろみ、奥嶋広太、関谷彩花など個性的で魅力溢れるキャストが集結している。
 監督はVシネマなどで活躍する越坂康史(「スプリング★デイズ」「マン・ハンティング」)。その少しブラックな世界観で、閉塞した現代の“奇跡”のファンタジーを描き出している。
 
 

ストーリー

 

 食品メーカーのお客さま相談センターで働く桃谷香(谷桃子)は、クレーマーの男の電話に悩まされており、その悩みから抜け出したかった。

 映画館でバイトする瀬川咲(百瀬実咲)は、彼氏のいるフリ、お金のあるフリなど、色々な嘘をついて自分の価値を高く見せていたが、本当は理想的な自分になりたがっていた。
 貧乏映画女優の道頓堀ゆい(堀田ゆい夏)は、自分の夢や理想と現実の仕事とのギャップに悩み、一日も早くスターとして歩み出したかった。
 それぞれの女性たちが思い描く「夢」は、彼女たちが偶然に訪れた奇妙なコンビニにある商品によって、現実のものになる。しかし、そこに起こる現実とは「夢」というより「悪夢」。3人は、怪しげな店長(三島ゆたか)によって、ありえないエンディングへと導かれていく。